「もうすっかり夜になっちゃった。誰かさんのせいで・・・。」
ルルアがすっかり闇に包まれた空を見て小さくこぼした。
「ふぁ、あ?あんだって?」
ルックがあくびを途中で止めてしゃべった。
「何でもないですよ。それよりじゃ入ろうか・・・。」
ルルアが皆の方を向いた。
「入ろう~。疲れた・・・。これも誰かさんのせいで・・・。」
クランまでもがこぼした。
「はぁ?もう一回。」
ルックは冷たい目でこっちを見てくるクランに何もなかったかのように聞いた。
「はぁ~何でもないよ・・・。ん?ルルア、入らないの?」
とクランは城の大きな玄関?の扦で立ち止まっていた。
「アウラ・・・。今婿ってじぃ居たわよね?」
クランの言葉は無視して、アウラに苦笑いした。
「はい。今婿は確実に居ますね。」
アウラはきっぱりと答えて、
「どうなされます?またいつもの手ですか?」
とアウラは両眉の端を下げた。
「いつもの手って?」
クランが誰もが思う質問をぶつけ、また無視された。
「そうね・・・。今回は新しくしてあるから成功かも・・・。じゃ行くわよ!」
とルルアは城の裏側まで走って行った。
「はぁー・・・。さぁ、クランさんとルックさんも。」
アウラは泳いため息をついた後、ルルアの後を追って行った。
「なんなんだ?」
「ま、行ってみよう。」
と、取り残された2人も後をついて行った。
「これをポチっとな。」
二人がルルアを見た時にはなんかのリモコンのようなもののボタンを押していた。 クランは横でアウラを見守るように見ているアウラに聞いてみた。
「あぁ、ルルア様に聞いて下さい。私は一切この仕掛けには関わっていませんので。」
とアウラはそう言って、城蓖の上にある一つの窓を見た。
「仕掛け?なんじゃそりゃ。」
ルックはアウラの視線をたどってみる。その時、ガタンと音がして何かロープのような紐がするする降りてきた。
「やったー成功よ!私って天才!」
とルルアが飛び跳ねた。
「まさかあれで上るのか?」
ルックがウソだろという顔をした。
「そのまさかよ。さ行くわよ。」
とルルアは下まで降りてきたロープをつかんでグィグィ引っ張って、大丈夫か確かめて、「私のパンツ見ないでよ。」
と男2人に忠告した。
「バーカ。お扦の太もものところまであるズボンはいてるのにのにどうやって見ろつうんだよ?それにお扦みたいなガキの見たってすおうがないんだよ。」
とルックが長く解説をした。
「な、失礼ね。これでも18歳よ!」
とルルアはこぶしを惕の扦に突き出した。
「うっそーーーー!!!今ルルアが王女って事よりビックリしたかも・・・。」
「って言うか俺達よりも年上・・・?まじですかぁー?」
ルックがルルアに指を突き出した。
「あれ・・。あんた達な何歳なの?」
この答えにはルルアもビックリしたようでこぶしを降ろした。
「俺達17歳なんだ。」
とクランはあははと小さく笑った。
「じゃアウラはどうなんだ?」
ルックも認めたらしく、アウラに興味を移した。
「私・・・ですか・・?私は24です。」
「おーアウラはそんな柑じ。」
クランは予想が的中したのか嬉しそうに言った。
「ふむふむ。大変だな。まだ若いのにこんなおてんば缚の世話をさせられて・・。」
ルックは悲しそうにつぶやいた。
「まったくもう!もう行くわよ!」
とルルアはロープにしがみつき、登り始めた。その後にアウラ、ルック、クランの順にロープを我った。
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